先祖返り対策の勧め(デザイン・HTML・ソース)
どぉ~も!!
アローラのしぃもです。
今日、デザイナーの人と話てて
先祖返りしてえらい目にあってんwww
って話をしてました。
ちなみに先祖返りとは
「修正するのに、直前のデータを修正せずに、もう一個前のデータを修正しちゃった」
っていう、
割とめんどくさい状況を指します。
もちろんお客さんにめっちゃ怒られますし
先祖返りデータで印刷やコーディングしたらデスマーチ&自社負担で修正
っていう目も当てらない状況に陥ります。
先祖返りはヒューマンエラーで起こります。
なので、各社いろいろと対策をおこなっていますが、
その方法のほとんどが人力です。
めっちゃめんどくさいんです。
そしてシステム業界は人力ではなくシステムで管理をしています。
その会社でやってた対策
- ファイル名の付け方を工夫してどれが最新化をわかりやすくする。
- 先祖返りさせないためのルールの書類があって毎月ミーティングで読み合わせ(ダルイ)をして、ルールの徹底を図る。
- 校正して見つける。
もうアホかと。
ちょっと気を抜いたら簡単に先祖返りが起こる状態です。
でどうするか?
「バージョン管理システムを入れればいいじゃない。」
と提案したいわけです。
バージョン管理システムとは。
〇システムにデータをぶっこんで、更新(修正)したら、
システムを上書きする事で、常に最新版しか作業者に見えない。
〇当然、2人が同時に同じファイルを作業しないようにする方法も
システムが提供してくれるので、同時作業でつぶし合いが起きにくい。
〇もし、変な方向に修正してしまったら、システムから前のバージョンを読み出して
戻すことも可能。
こうやって見るといいシステムだと思いますよ。
当然覚えるのはめんどくさいです。
でもね。システムの使い方を覚えるのと、毎回ものすごい勢いで校正して間違いがないか確認したり、新しい人が来たら頑張って社内ルールを教えるのと
どっちがトータルの時間が少ないか考えてほしい
バージョン管理システム一覧
- どっかの代理店の有料(50万コース)システム
- WebサービスやDropBoxを利用する
- 社内のサーバーにSubversionを入れて管理
- GitHub管理
それぞれ利点と懸念点
1.どっかの代理店の有料(50万コース)システム
利点
- 間違いなく動作する。
- 困ったら代理店に丸投げできる。
懸念点
2.Webサービスを利用する
利点
- わかりやすいし外から使える
- 無料で使える
懸念点
- BtoBでの仕事の場合、クライアントの許可がないとえらいことになる?
- 初期の学習コストがどんくらいか読めそうにない。
- 無料で使える幅が少ないかもしれない
3.社内のサーバーにSubversionを入れて管理
利点
- フリーなので、お古のPC+ちょっといいハードディスク+linuxで作れる
懸念点
- 初期の学習コストがどんくらいか読めそうにない。
- 初期構築が難しい
- 社内サーバーなので、長期運用で追加コストが怖い
(MACサーバーより、コストは低い) - ちょっと古い仕組みなので、今更感濃厚
4.GitHub管理
利点
- かなり複雑な同時作業が行える
- 公開に限り無料で使える
懸念点
- めっちゃ難しいので、初期学習コストが大きい
(間違い無く、今回の4点で最高) - BtoBでの仕事の場合、クライアントの許可がないとえらいことになる?
- 非公開で使いたければ費用が掛かる
結論
「社内のサーバーにSubversionを入れて管理」
がおすすめ
理由は
- 運用ルールがはっきりしているので学習コストはそんなに大きく無いし、
ルールも覚えやすい
※他の解決策でも結局はルールや使い方を覚えないといけないので同じでしょ? - 会社に余ってるPC(windows機)にちょっと良いハードディスクを入れてLinuxなんかをインストールしたら出来上がる
※作成は難しいけど、PCに興味がある人ならどうにかこうにかできるレベル - フリーソフト!!
導入を考えてる人 or 一回使ってみたい人へ
導入のお手伝いしますよ。と
営業をしてみる。
以上、バージョン管理は人力でやる時代は終わりましたよと伝えたかったわけです。
無料も有料もWEBサービスもほんとにいろいろありますから
めんどくさがらずに覚えちゃえば、あとからめんどくさい状況にならなくて済みますよ。